実は減量に役立つ⁉︎知られざるカフェインの効果とは
Articleカフェインには覚醒作用があり、眠気さましやリフレッシュのために飲んでいる方も多いでしょう。
他にも、脂肪の燃焼を促進してくれる働きも持ち合わせているのです。カフェインが多く含まれている飲み物といえば、コーヒーや紅茶、緑茶などがよく知られています。
カフェインの効果や、脂肪燃焼を高めるために必要な摂取量や飲むタイミングについて、知っておくと、ダイエットや筋トレを行うときに役立ちます。
Contents
脂肪細胞から脂肪酸を取り出してくれるカフェイン
ダイエットや筋肥大のためには、体脂肪の量を減らすことが重要なポイントになってきます。運動によって脂肪は燃焼するのですが、その働きを高めてくれるのがカフェインです。
血液循環を促進
冷えは代謝を鈍らせる大きな原因になります。カフェインには血管を拡張させて血液の流れを良くする働きもあります。
体温が上がることによって代謝がアップして、脂肪の燃焼効率が高められます。さらに運動を組み合わせることで、相乗効果も期待できるようになるのです。
また、カフェインは骨格筋に作用しますので、疲労を軽減する効果も持ち合わせています。おかげで、運動時のスタミナを維持できるようになり、運動の効率もアップさせられます。
脂肪燃焼を促進
カフェインは、脂肪の分解を促進してくれる酵素であるリパーゼの働きを活性化してくれます。
体内にある脂肪細胞を分解して、筋肉に送り込むことによって脂肪がエネルギーとして消費されるようになるのです。つまり、カフェインを飲むことで体内の脂肪が分解されやすくなるわけです。
脂肪燃焼を高めたい時のカフェインの摂取量
脂肪の燃焼を促進したいときは、どの程度カフェインを摂取したらよいのでしょうか。
カフェインの適切な摂取量
カフェインは適度に摂取するのは健康や美容に良い効果をもたらすと言われていますが、過剰に摂取すると逆効果になってしまいます。
脂肪燃焼効果を期待するときは、200mgのカフェインが適量であり、コーヒーなら約350ml、紅茶の場合は約946mlを飲むのが良いと言われています。
カフェインを摂取することで、その効果が約5時間続くと言われています。これ以上の量を摂取してしまうと、心身が不安定になってしまうなど、悪影響が出ますので適量を守ることが大切です。
カフェイン摂取のタイミング
カフェインを摂取する適切なタイミングですが、運動や筋トレを行う15分前に摂取するのが最適です。
それは、カフェインが吸収されるのに15分ほどかかるからです。カフェインは脂肪燃焼効果を高めてくれるのですが、運動の種類によって効果の現れ方に差が出てきます。
たとえば、自転車やマラソンといった長時間スタミナを必要としている運動よりも、筋トレや短距離走など瞬発力を必要とする運動のほうが、カフェインの効果が出やすいという研究結果が出ています。
筋トレも瞬発力を必要とする運動ですので、カフェインの摂取は効果的だと言えるでしょう。
カフェインが苦手な人には緑茶エキスがおすすめ
カフェインを多く含む飲み物といえば、コーヒーや紅茶ですが、中にはそれらが苦手という方もいるでしょう。ダイエットや筋トレのためとはいえ、無理して嫌いな物を飲むのはストレスです。
他の飲み物で代用
カフェインを含む飲み物は他にもあります。たとえば、緑茶もそのひとつです。緑茶なら、日本人になじみの深いお茶ですので、苦手な方は少ないでしょう。
他にもウーロン茶や栄養ドリンクなど、探してみるとカフェインを多く含んでいる飲料はいくつか見つかります。
ただし、飲み物によっては糖分を多く含んでいることがありますので、カフェインを摂取するときはできる限り無糖の物を選んだほうが、よりダイエットや筋トレ効率を高められるでしょう。
緑茶エキスもおすすめ
効率よくカフェインを摂取する方法として、緑茶エキスもおすすめです。緑茶の有効成分や栄養分を凝縮していますので、少量でもカフェインや緑茶の持つ栄養素を摂取できるようになります。
いろいろなタイプの緑茶エキスが販売されていますので、飲みやすく続けやすい物を選ぶようにしましょう。
まとめ
カフェインを上手に取り込むことで、筋トレやダイエット効果を高められるようになります。効果的な飲み方と適量を理解し、効果アップに役立ててみましょう。